「進撃の巨人」の聖地を半日で回ろう!大分県日田市のおすすめ半日観光ルート

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「進撃の巨人」の聖地として盛り上がりをみせている大分県日田市。半日でも聖地めぐりを楽しむことができるため、「進撃の巨人」を一度でも読んだことのある人は九州観光のついでにぜひ訪れてみてほしいスポットです。

エレン・ミカサ・アルミンとリヴァイ兵長の銅像や、ウォール・マリアのモデルとなった大山ダムの壁、「進撃の巨人」ミュージアムなど日田市には進撃ファンなら大興奮間違いなしのスポットが数多くあります。

今回は日田市での「進撃の巨人」聖地めぐりで外せないスポットを半日で回るおすすめ観光ルートについて紹介します!

大分県日田市が「進撃の巨人」の聖地な理由

エレン・ミカサ・アルミン幼少期の銅像

大分県日田市がなぜ「進撃の巨人」の聖地となっているのでしょうか?

それは日田市が作者の諫山先生の出身地であり、この日田の地で「進撃の巨人」の構想が練られたからです。「進撃の日田」と銘打って、日田市には現在「進撃の巨人」ゆかりのスポットが次々と誕生しています。

今回はそれらの聖地の中でも絶対に外せないスポットを3つ紹介していきます!

「進撃の巨人」聖地めぐり前に準備すべきこと

大分県日田市を訪れる前にスマートフォンアプリ「進撃の巨人 in HITA」をインストールしておきましょう!

アプリのAR機能を使うことで日田駅や大山ダムに巨人を出現させることができます。ARを使うことで漫画の1シーンのような写真をとることができるので日田観光をする際には必須です。

※AR機能を使うためには、インストールした後にアプリを立ち上げチュートリアルをクリアしておく必要があります(所要時間5分ほど)

半日で行く!聖地めぐりのおすすめルート

筆者が実際に大分県日田市を半日で観光してみた結果、おすすめしたい聖地めぐりルートを紹介します。

<おすすめルート>
聖地1:日田駅
聖地2:大山ダム
聖地3:道の駅 進撃の巨人 in HITA ミュージアム

1、日田駅でガイドマップを受け取って、リヴァイ兵長の銅像や駅周辺のパネルを鑑賞。
2、大山ダムでエレン達の銅像を鑑賞し、ダムカードを受け取る。
3、最後にミュージアムを見学し、進撃コラボグッズのお土産を吟味
といったコースです。

車を利用するルート

聖地めぐりの移動手段としては断然車がおすすめです。最短ルートで移動することができるため、移動時間を短縮して観光に時間を割くことができます。

<移動時間>
日田駅→大山ダム:15分
大山ダム→道の駅 水辺の郷 おおやま:7分

公共交通機関を利用するルート

公共交通機関で周る場合はタクシー一択です。
※バスでも回れないことはないですが、大山ダムは最寄りのバス停から徒歩40分かかります。

タクシーを利用する人のために、「進撃の巨人」聖地めぐりのためのお得なプランが用意されています。コースは2つあり、どちらも普通にタクシーを利用するより3000円ほどお得になっていますのでぜひ利用しましょう!

<大山ダムコース>
1台6,000円
日田駅→大山ダム(20~30分待機)→日田駅

<大山ダム・道の駅コース>
1台9,000円
日田駅→大山ダム(20~30分待機)→道の駅(20~30分待機)→日田駅
※今回紹介するスポット3つとも回れるためこちらがオススメです!

聖地1:日田駅

ここからはそれぞれの「進撃の巨人」の聖地の様子と体験できることについて紹介していきます。

日田駅前のHITAモニュメント

最初に紹介する「進撃の巨人」の聖地は、リヴァイ兵長の銅像があり日田市観光の起点となる日田駅です。日田駅の観光所要時間の目安は30分ほどです。

余談ですが、駅前のモニュメントには「I」がありません。これは「I」の部分に人が立つことでHITAが完成する作りになっています。あなたのI(愛)でHITA(日田)を完成させてほしいという粋な計らいだそうです。

リヴァイ兵長の銅像

日田駅前広場のリヴァイ兵長像

リヴァイ兵長の銅像は日田駅前の広場にあります。諌山先生がこのために書き下ろしたイラストを元にクラウドファンディングで大勢のファンの協力によって作られました。

巨人との戦闘シーンを思い起こさせるかっこいいポージングです。隣に腰かけられるスペースもあるので、リヴァイ兵長との2ショットも楽しみましょう!

漫画のシーンを再現したパネル

日田駅待合室に設置されているパネル

日田駅構内には「進撃の巨人」の主要キャラクターのパネルが展示されています。日田駅を訪れた際はパネル探しにも挑戦してみましょう。

待合室に入ってまず目に着くのが、エルヴィン団長、リヴァイ兵長、ハンジの3人が描かれたパネルです。日田に来たことを歓迎してくれています。

日田駅待合室のリヴァイ兵長のパネル①
日田駅待合室のリヴァイ兵長のパネル②

日田駅はリヴァイ兵長推しなのか、駅構内ではリヴァイ兵長のパネルを数か所で見ることができます。

日田駅では駅構内だけでなく駅周辺にもキャラクターパネルが設置されている場所があります。すべて日田駅のターミナル沿いにあるため歩いて回ってみましょう。

観光案内所前にいるのはアルミン

こちらは日田駅の隣にある観光案内所です。
アルミンが「たまには温泉でゆっくりしたい」と言っているパネルが設置されています。

観光案内所ではぜひ中に入って「進撃の日田」のガイドマップを入手しましょう。他にも観光案内所ではTRY-WOODとのコラボグッズが販売されています。

日田バスターミナル前にあるエレンのパネル

お次は日田駅から道路を挟んだ向かい側にある日田バスターミナルです。
入口には主人公エレンのパネルが設置されています。

日田バスターミナル内にあるミカサのパネル

バスターミナルの中にはミカサのパネルが設置されています。

日田バスターミナル横にはサシャ

バスターミナルの隣の建物の壁には芋を頬張るサシャが。日田は焼きそばが名物となっているようです。

大龍ラーメンの横にある巨人ごみ箱

最後に紹介するのがこちらの巨人ゴミ箱。設置されているのは大龍ラーメン日田駅前店の店前です。なんでも自販機周辺が汚いため巨人が住み着いてしまったとのこと。

このように日田駅周辺には進撃の巨人ファン必見スポットが多くあるので、すべて探してみましょう!

獣の巨人のAR

アプリのAR機能で撮影した日田駅と獣の巨人

日田駅では獣の巨人のARを楽しむことができます。アプリ内の指示に沿って日田駅にカメラを合わせるとこのように獣の巨人が出現します。

聖地2:大山ダム

放流時の大山ダムは大迫力

続いて向かったのは大山ダム。

大山ダムは、下流に銅像のある広場が、上流にダムカードをもらえる大山ダム管理所があります。 大山ダムの観光所要時間の目安は30分ほどです。

車で下流広場へ向かう場合ナビには大山ダム管理所をセットしておき、途中で銅像への案内板が出てきますので案内板に従って進んでいくとよいです。

車を駐車場に停めた後も案内板に沿って進んでいくことで、エレン・ミカサ・アルミン少年期の銅像がある場所まで行くことができるようになっています。

エレン・ミカサ・アルミン少年期の銅像

エレン・ミカサ・アルミン少年期の銅像

広場の最も高い場所に設置されているのが、ダムの壁を仰ぎ見るエレン・ミカサ・アルミン少年期の銅像です。超大型巨人と遭遇したシーンの3人が再現されています。

諌山先生の手形とサイン

よく見るとエレンの足元には諌山先生のサインと手形があります。

超大型巨人出現時を想像させる写真

銅像を正面から見るのもいいですが、銅像の背中側からの景色がおすすめです。ウォール・マリアを含む3重の壁は、この大山ダムの壁から構想を得たのだそうです。

たしかに漫画の第一話の構図と重なります。今にも超大型巨人が壁の上から顔を出しそうな雰囲気です。

超大型巨人のAR

アプリのAR機能で撮影した大山ダムと超大型巨人

そんな大山ダムで見ることができるのが超大型巨人のARです。超大型巨人がダムの壁から顔を出したARは見事に漫画の1シーンを再現していますね。

進撃デザインのダムカードをGETしよう

大山ダムを訪れたらGETしておきたいのがこちらのダムカードです。

ダムカードの台紙(表)
ダムカードの台紙(裏)

台紙の裏面にはダムの壁を見上げる3人の銅像の写真がプリントされています。

ダムカードはダム上流の管理所でもらうことができます。1人1枚無料でいただくことができます。
※12:00〜13:00は管理所の休憩時間のため、この時間に尋ねられても対応できない場合があるとのことです。

ダム管理所を訪れたらついでにダムの堤防上を散歩してみましょう。

大山ダム上から銅像を見下ろす

ここでは超大型巨人の目線で、エレン達の銅像を見下ろすことができます。
ダムの堤防は高さが94mです。ウォール・マリアが50mなので実際には2倍近くの高さがありますが、超大型巨人の気分を味わうことができます。

聖地3:道の駅 水辺の郷 おおやま

道の駅 水辺の郷 おおやま入口

最後に訪れたのは道の駅 水辺の郷 おおやまです。こちらには「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」があります。道の駅の観光所要時間の目安は30分~1時間ほどです。

進撃の巨人 in HITA ミュージアム

進撃の巨人 in HITA ミュージアム入口

ミュージアムはなんと入場無料!ミュージアムでは「進撃の巨人」の貴重な原画や諌山先生少年期の作品や、超大型巨人のオブジェなどを見ることができます。
※2023年8月より有料化。おとな(18歳以上):500円、こども(18歳未満):無料

ミュージアム内は撮影OKとのこと。なので少しだけ展示内容をお見せします。

超大型巨人が出迎えてくれます

入口すぐの所ではインパクト大の超大型巨人のオブジェが来場者を見下ろしています。

「進撃の巨人」最初のネーム

こちらは進撃の巨人最初のネームです。新人賞に原稿を出した後、結果が出る前に書き始めたネームとのことです。まさに進撃の巨人はここから始まったと言えますね。

イラストと諌山先生のサイン(他にもあります)

それぞれのキャラクターが描かれた諌山先生のサイン色紙も飾られています。

諌山先生が実際に使用していたデスク

1番奥の部屋のメモリーズゾーンには、諌山先生が「進撃の巨人」を描く際に実際に使っていたデスクが飾られています。なんと22巻まではこのデスクで執筆されていたのだそうです。

椅子に座ることもできるので、写真を撮ったり諌山先生の執筆風景を追体験したりしてみてはいかがでしょうか。

進撃の巨人コラボグッズ

進撃の巨人コラボのお土産がたくさん

道の駅の売店では「進撃の巨人」とのコラボグッズが販売されているので、旅の記念になるものを探してみましょう。

巨人のイラストが隠れたラムネや、梅酒、焼酎、醤油などの日田の名産とのコラボや、ポストカードやお菓子なども販売されています。

女型の巨人のAR

アプリのAR機能で撮影した女型の巨人

道の駅の横には大山川が流れており、水辺まで降りることができます。
この場所で見ることができるのが女型の巨人のARです。

河原に女型の巨人が出現します。アルミンが初めて女型の巨人と遭遇した時のシーンが再現されており、女型の巨人から逃げるような写真をとることができます。

最後に

いかがだったでしょうか?

日田駅は進撃の巨人ファンにはたまらないスポットが数多く存在します。その中でも日田駅、大山ダム、道の駅 水辺の郷 おおやまの3か所は絶対に外せないスポットです。

3か所とも車やタクシーで回りやすい場所にあり半日で観光することができるため、漫画が完結した記念に大分県日田市を訪れてみてはいかがでしょうか?

また今後も日田市には進撃の巨人スポットがどんどん増えていく予定とのことなので、またスポットが増えたら行ってみたいと思います!

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